IT systemの進化は通信技術の進化にlinkしている
「input→process→output」という流れは変わらず、「どこでprocessが実行されるか」が変わってきた
Processはよく「Application層」と呼ばれるところ
これは「ネットワーク技術の発達」「コンピュータの価格down」が影響している
ネットワーク技術が発達すると…
processをどこでやってもよくなる
安い土地に、まとめてServerを用意することで「安くProcessを実行する」ことができる
これがDataCenter, AWSなどのビジネスモデル
価格downすると…
Serverじゃなく端末(PCやスマホ)にprocessの一部を任せられるようになる
例えば、Scrapboxの場合、PC側にprocessをかなり任せているため、「Serverが米国にある」「ServerのSpecが低い」状態でも、概ね問題なく利用できている
太古の昔(1940年代、メインフレーム)
Serverが大きく超高かったので、「資産がある会社が、1台買って、みんなで使う」仕組み。
「display(out put)とkeyboard(input)」が、いくつかメインフレームにつながっている
コンピュータを使いたい場合、input,outputは目の前にあるものでやるが、processは大元のserver(メインフレーム)にて行なっていた
(コラム)スーパーコンピュータや、情報系研究室にある巨大サーバーはいまだにこういう仕組み
Linux(MacでもないWindowsでもないOS)は、こういった仕組みを前提にしているため…「複数人が同時にaccessして一緒に使う」ことが得意。
ちょっと前(1980年代、パーソナルコンピュータ)
技術革新で、サイズが小さく…価格も下がり、コンピュータを個人が所有できるように
ExcelのようなApplicationも出てきた。
WWW(ワールドワイドウェブ)もまだなので、「インターネットにつないで使うApplication(web application)」は存在しなかった
最近(2000年代)
インターネットの発達
技術革新で、「パーソナルコンピュータ同士が国を超えて繋がる」ようになった
4Gや光ファイバーの発明によって、「1台のコンピュータの中でinput→process→outputを完結させる」必要がなくなった
(その前は光ではなく…電気だったので、とっても遅かった)
スマホがメイン端末になり、「User側で複雑な処理を行う」ことが厳しくなった
高画質なゲームアプリなども出てきた。
全ての処理を…スマホで行わせると死ぬ
1つ作ったものを、数千万人〜数億人に展開する仕組み
Web Application。
メインフレームの時代のように、「超高性能なServer」を用意し、主要なprocessをそのServerの中で行う。